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当センターは、大阪市建設局をはじめとした下水道関係機関や学識経験者の協力をいただき、ＪＩＣＡ集団研修
「下水道維持管理・都市排水」コース（平成25年度）を実施しました。
９月９日〜１１月１６日までの約２カ月間にわたり、１２カ国１３名の研修員が、下水処理、汚泥処理、浸水対策等に
関する計画、設計、施工、維持管理等に関する講義、実習、現場視察などの豊富な研修メニューに取り組みました。
 閉講式 (JICA関西) |
○研修生の出身国と人数 （合計13名）
| ・アゼルバイジャン共和国 | 1名 | ・コスタリカ共和国 | 1名 |
| ・エチオピア連邦民主共和国 | 1名 | ・イラク共和国 | 1名 |
| ・モーリシャス共和国 | 1名 | ・パキスタン・イスラム共和国 | 1名 |
| ・パプア・ニューギニア独立国 | 1名 | ・フィリピン共和国 | 2名 |
| ・セルビア共和国 | 1名 | ・南アフリカ共和国 | 1名 |
| ・スリランカ民主社会主義共和国 | 1名 | ・ジンバブエ共和国 | 1名 |
研修日程はこちら （PDFﾌｧｲﾙ）
 下水処理場見学 |
 講義の様子 |
 水質試験所での実習 |
 取付管敷設工事見学 |
今年度は、フィリピン共和国から２名、その他１１カ国からそれぞれ１名ずつの研修員が参加しました。
互いの個性や異なる文化を尊重し、協調して講義や施設見学に参加する姿が見られました。
「モッタイナイ」の精神や、「カイゼン」など、既に世界共通語となった日本語の意味を、来日して改めて実感したようです。
また、「日本人の規律正しさが今日の発展の礎となった」という感想をいただきました。
多くの質問が飛び交い、熱気あふれる研修を終えた今の熱い気持ちを持続して、自国の発展に尽力されることを祈りながら、
我々担当者一同も、来年度に向け、研修の改善や日々の業務向上を目指し、邁進してまいります。
ＪＩＣＡ国別研修「ホーチミン市下水道行政管理研修コース」（平成25年度）を、１１月１７日〜１１月２７日に、当センターが
実施機関として開催しました。
現在、大阪市建設局からホーチミン市にＪＩＣＡ長期専門家２名が派遣されており、ホーチミン市下水管理能力開発プロジェ
クトフェーズ２に取り組んでいます。
本研修は、そのプロジェクトの一環で実施されました。
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研修日程はこちら （PDFﾌｧｲﾙ）
１１名の研修員はそれぞれ、ホーチミン市人民委員会の下部組織である、洪水対策センター（Steering Center of the Urban
Flood Control Program、SCFC）から５名、人民委員会、内務局、財務局、交通局、天然資源環境局、計画投資局からそれぞれ１名ずつ参加しました。
短い期間ながら、下水道事業と、会計及び広報、人材育成能力向上、汚泥処理、維持管理能力の向上など、多岐に亘る内容を網羅した講義や施設見学に取り組みました。
また、大阪市建設局及び当センターの幹部職員との意見交換も行い、下水道分野における両市の協力関係強化の良い機会となりました。
研修員が得た知識は、所属部署で共有され、今後の経営管理及び施設の維持管理に活かされていきます。
当センターは、平成２６年１月６日〜１月１８日にかけて、ＪＩＣＡ国別研修「ベトナム下水道経営研修コース」（平成25年度）を
実施し、ベトナム建設省、ハノイ市、ハイフォン市、ビンフック省、ホーチミン市から、技術者や財務局関係者など１１名の研修員を
受け入れました。
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研修日程はこちら （PDFﾌｧｲﾙ）
本研修は、国土交通省からベトナム建設省に派遣されている都市環境政策アドバイザー（ＪＩＣＡ専門家）の活動の一環として、平成
２３年度から実施されているもので、当センターは、研修の企画、運営を担当しています。
ベトナムでは、複数の都市で円借款による下水道・都市排水施設整備が進められており、また、下水道法体系の見直し、特に下水道料金体系の確立に力を入れています。
したがって、本研修では、下水道事業全般の講義、視察に加え、下水道料金体系や水質使用料制度などの講義を行いました。
本研修で得た知識は、各組織で共有され、下水道法体系整備や各都市の下水道事業に活用されます。